福島ちょっと散歩---福島県内外の名所・旧跡めぐり。道端のチョット気になる案内看板に誘われて... 天気がいいのに、せっかくの休日なのに、無駄にはしない。そうだ出掛けよう・・・ヒョイッと愛車(55プリウス)に乗って福島盆地から山越えて...。 takakan
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島山広場 (稚児舞台・東和右岸)
-島山と稚児舞台-
早春、両岸の岩間に、ゆきやなぎがかれんな白い花を咲かせている。土地の人は、これを稚児桜と呼んでいる。
ここにも義家伝説が語り継がれている。「稚児の舞」の秘話である。前九年の役、(1050年代)、源氏は急流を挟んで、対岸の阿倍貞任(サダトウ)の軍と激しく弓矢を交えた。そのさ中、敵前で舞を舞った貞任の幼い二人の娘は、恥をさらしたとして岩上から身を投じたという。このことから、対岸を稚児舞台といい、ここに咲くゆきやなぎを稚児桜と呼ぶようになった。ここ島山は寺沢といい、また「ドーテラ(堂寺か)」ともいう。かつては堂塔が立ち並んでいたことだろう。「時代の設定はできないが」大洪水によって押し流され廃寺となってしまった。
今、風化がすすんだ古い板碑が数基、道端に並んでいる。二本松の文人、安部井磐根は、島山の景観にひかれ、「春秋の花に 紅葉に立通ひ なれて親しき これの岩床」と詠んだ。大正2年(1913年)千畳敷岩にその歌碑が建てられた。 (東和町観光協会)
http://happyisland.blog.shinobi.jp/Entry/95/ 2009.5.15 春の稚児舞台(安達左岸)
http://happyisland.blog.shinobi.jp/Entry/38/ 2008.11.11 晩秋の稚児舞台(安達左岸)
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