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福島盆地から山越えて

福島ちょっと散歩---福島県内外の名所・旧跡めぐり。道端のチョット気になる案内看板に誘われて... 天気がいいのに、せっかくの休日なのに、無駄にはしない。そうだ出掛けよう・・・ヒョイッと愛車(55プリウス)に乗って福島盆地から山越えて...。        takakan

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岩角山

本宮市(旧白沢村)の岩角山の紅葉、&眺望

 岩角山は天台宗比叡山延暦寺(開宗伝教大師、最澄上人)の直末寺にして、仁寿元年(西851年)天台宗第四祖慈覚大師が開創されたお山で岩角寺と云う。
 東北本線は本宮駅より8㎞、二本松駅からは10㎞の南に位置し標高337mの全山花崗岩を以って形成され、累積された巨岩奇石は我が国に於ける花崗岩浸食風景の代表的なものと言われ又その昔は巨杉7~8百年、欅の大木がうっ蒼としげり正に幽谷の地であったと伝えられております。
 現在の岩角山は江戸時代当山の中興の祖である豪伝和尚と親交が深く、当山を篤く信仰し祈願寺としていた二本松城主丹羽光重公が火災にあって荒れ果てていたお山を再興せられ現在に至ってます。
山間中腹には毘沙門堂、聖観音堂、大日堂、白山堂、新宮薬師堂、那智観音堂などがあり、山頂には奥ノ院阿弥陀堂、愛宕地蔵堂、日本三鐘の一つで有名な鐘楼があります。
 山内の至る処に巨岩が露出しそれぞれの形に即した名が付けられ所々の石面には西国三十三観音と種々の仏、菩薩、天王、天神等八百八体の仏が刻まれております。
 殊に山頂西端の眺望は素晴らしく那須火山から吾妻連峰に至るまで一望され俗塵を離れた仙境であります。                    -岩角山観光協会-

  

 
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