福島ちょっと散歩---福島県内外の名所・旧跡めぐり。道端のチョット気になる案内看板に誘われて... 天気がいいのに、せっかくの休日なのに、無駄にはしない。そうだ出掛けよう・・・ヒョイッと愛車(55プリウス)に乗って福島盆地から山越えて...。 takakan
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椀田の清水(わんだのしみず)
昔、このあたりの家では、「おふるまい」をするため多くの膳やお椀が必要なとき、この清水にお願いすると翌朝必要なだけ水面に浮かんでいたといいます。
これを聞いた人々は、事あるごとに清水にお願いして膳やお椀を借りて用い、終わればすぐに返すのを常としていました。しかし、ある時、一人の不心得者が、借りた膳やお椀を返さなかったため清水の怒りに触れ、清水から大量の水があふれ、この地一帯が洪水になってしまったのです。
村人が集まって不心得者をいましめ、再びこのような事がないよう誓いました。そして、荒れた湧き水はおさまりましたが、それ以来、お願いしても膳やお椀は出なくなってしまったのです。
この椀田の清水は当地「和田」の地名の起こりと伝えられています。
この物語は『あだち野のむかし物語』2-⑭に掲載されています。
-安達地方新しい旅実行委員会-
県立博物館で、特別展「八重の桜」をやっています。実物の新島八重を知りたければこちらの展示です。
常設展もリニューアルされなかなかのものです。惜しむらくは、複製展示が多いことです。(それだけに開放的展示ですが)
入口でやっている「八重と会津博」はNHKの大河ドラマの展示だけです。お間違えなく・・・。他県からの来場者がこれを見て、仁和寺の法師のごとく 「かばかりと心得て帰りにけり」 と残念な事にならなければと願うばかりです。
http://happyisland.blog.shinobi.jp/Entry/288/ 2012.10